コマンドリー ド ボルドー福岡

Commanderie de Bordeaux a Fukuoka

2010年6月28日 ホテルニューオータニ博多

LISTE DES VINS
CHAMPAGNES:
R et L Legras;Brut Blanc de Blancs N.V.
Jacquesson;Brut Cuvee 730 N.V.
VINS BLANCS:
Chateau Talbot Caillou Blanc 2005 Bordeaux
Aile d’Argent 2002 Bordeaux
VINS ROUGES:
Chateau La Gaffeliere 2002 Saint-Emilion
Chateau Leoville-Poyferre 1995 Saint-Julien
Chateau Lafite-Rothschild 1994 Pauillac(柴田先生ご提供)
VIN LIQUOREUX:
Chateau Lafaurie-Peyraguey 2003 Sauternes
今回のワインについて

今回のワインは全部で8種類です。

シャンパーニュは2種類です。

最初のシャンパーニュはルグラです。コート・デ・ブラン地区シュイィ村(CHOUILLY)に醸造所を構えるネゴシアン・マニピュラン(NM)でブラン・ド・ブランのシャンパーニュを造っています。現在、14haの自社畑と10haの契約畑から年間20万本を生産しています。今回は同社のスタンダード・シャンパーニュでグラン・クリュのシャルドネを使用しています。

次のジャクソンはヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区ディズイ村(DIZY)に本拠地を構えるネゴシアン・マニピュラン(NM)で自社畑比率は50%、年間生産量は30万本です。今回のキュヴェ730は同社のスタンダード・シャンパーニュでシャルドネと黒ぶどう(ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)をほぼ半々の比率で使用し造っています。

白ワインも2種類です。

ひとつめはサン・ジュリアン地区のシャトー タルボ(格付け4級)が造る白ワインでカイユ・ブランと呼ばれています。この白ワインの栽培面積は6haと小さく、栽培されるぶどうはソーヴィニョン・ブラン86%、セミヨン14%です。ヴィンテージは2005年です。

次はACボルドーの白ワイン エール・ダルジャンです。このワインはポイヤック村の1級格付けシャトーのムートン・ロートシルトが1991年から造り始めた白ワインです。畑の広さは4.6haでセミヨン42%、ソーヴィニヨン・ブラン57%、ミュスカデル1%が栽培されており、今回のヴィンテージは2002年です。

赤ワインは3種類です。

ひとつめのシャトー ラ・ガフリエールはサンテミリオン地区第一特別級に格付けされています。1980年前半に一時評価の低下が認められましたが1980年代後半には回復しています。畑の広さは8ha、平均年間生産本数は8万本でメルロ80%、カベルネ・フラン10%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%が栽培されています。ヴィンテージは2002年です。

次はサン・ジュリアン地区格付け2級のシャトー レオヴィル・ポワフェレです。80haの畑にはカベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロ25%、プティ・ヴェルド8%、カベルネ・フラン2%が植えられ、平均年間生産本数は45万本です。今回のヴィンテージは1995年です。

3本目はシャトー ラフィット・ロートシルトです。1855年のパリ万博におけるジロンド県の赤ワイン格付けで1級筆頭に選ばれたシャトーで、ポイヤック村の最北に位置しています。90haの畑にはカベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ25%、カベルネ・フラン3%、プティ・ヴェルド2%が植えられています。今回のヴィンテージは1994年で、この年グランヴァンはカベルネ・ソーヴィニヨン99%、プティ・ヴェルド1%で造られています。(柴田先生ご提供)

最後のデザートワインは
ソーテルヌ地区ボンム村のシャトー ラフォリ・ペイラゲです。ぶどうの品種はセミヨンが主体(90%以上)で平均年間生産量は約7万本です。2003年はソーテルヌ地区にとってグレート・ヴィンテージです。

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