コマンドリー ド ボルドー福岡

Commanderie de Bordeaux a Fukuoka

2010年11月30日 ホテルニューオータニ博多

LISTE DES VINS
CHAMPAGNES:
Guy Larmandier; Brut Blanc de Blancs N.V.
Bollinger; Brut Special Cuvee N.V.
VINS BLANCS:
Chateau Couhins-Luruton 2000 Pessac-Leognon
Chateau de Fieuzal 1992 Pessac-Leognon
VINS ROUGES:
Chateau Figeac 1985 Saint-Emilion
Chateau palmer 1985 Margaux
VIN LIQUOREUX:
Chateau Suduiraut 1983 Sauternes
今回のワインについて

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。
最初のギィ・ラルマンディエはコート・デ・ブラン地区南部のヴェルテュ村(VERTUS)に醸造所を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)で、自社畑の広さは7.8ha(クラマン村 3.4ha、シュイィ村 1.4ha、ヴェルテュ村3.0ha)、年間生産本数は約9万本です。今回はグラン・クリュ格付けのクラマン村のシャルドネから造られたブラン・ド・ブランのシャンパーニュです。

次はボランジェです。ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区アイ村(AY)を本拠地とする最も評価の高いグランド・メゾン(NM)で年間生産本数約200万本ですが自社畑比率は60%を超えています。黒ぶどうの割合の高いシャンパーニュを造っており、今回は同社のスタンダード・シャンパーニュのスペシャル・キュヴェでピノ・ノワールが約6割を占め、3年以上の瓶熟成後に出荷されます。

白ワインも2種類です。
ひとつめはボルドーぺサック・レオニャン地区のシャトークアン・リュルトンです。このシャトーは近年赤ワインの生産を始めましたが、以前は白ワインのみの生産でした。白ワイン用の畑の広さは6ha、年間生産量は1万5千本で、ワインはソーヴィニヨン・ブラン100%で造られています。今回のヴィンテージは2000年です。

次はボルドーぺサック・レオニャン地区のシャトード・フューザルです。このシャトーは赤ワインのみの格付けですが白ワインも高い評価を受けています。白ワイン用の畑の広さは19haでセミヨン9.3ha、ソーヴィニョン・ブラン9.5ha、ミュスカデル0.2haが植えられています。ヴィンテージは1992年です。

赤ワインも2種類で
ヴィンテージはコマンドリー・ド・ボルドー福岡発足の年1985年です。

ひとつめはボルドー右岸サンテミリオン地区のシャトー フィジャックです。このシャトーはシュバル・ブランに隣接して40haの畑を所有しており、メルロ30%、カベルネ・フラン35%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%が栽培されています。サンテミリオン地区のワインはメルロの比率が高いのですが、フィジャックはカベルネ・ソーヴィニヨンの割合が多いのが特徴です。

次はシャトー パルメです。マルゴー地区の格付け3級シャトーですがスーパーセカンドと呼ばれるシャトーのひとつで高い評価を受けています。畑の広さは52haで1985年のアサンブラージュはメルロ33%、カベルネ・ソーヴィニヨン57%、カベルネ・フラン6%、プティ・ヴェルド4%と、この年はカベルネ・ソーヴィニヨンが多めに使用されています(普通はメルロとカベルネ・ソーヴィニヨンがほぼ半々程度)。

最後のデザートワインは
ソーテルヌ地区のシャトー スデュイローです。このワインはセミヨン 90%、ソーヴィニヨン・ブラン 10%から造られ、年間生産本数は約10万本です。1983年はソーテルヌの貴腐ワインにとって優良なヴィンテージです。

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