コマンドリー ド ボルドー福岡

Commanderie de Bordeaux a Fukuoka

2017年3月12日 グランアワーズ

LISTE DES VINS
CHAMPAGNES:
Jean-Louis Vergnon; Brut Expressin Blanc de Blancs 2008
Taittanger; Brut Comtes de Champagne Rose 2005 MAG.
VINS BLANCS:
Chateau La Garde 2006 Pessac-Leognan
Chateau Malartic-Lagraviere 2006 Pessac-Leognan
VINS ROUGES:
Chateau La Dominique 1995 Saint-Emilion
Chateau Grand-Puy-Lacoste 1996 Pauillac
VIN LIQUOREUX:
Chateau de Fargues 2001 Sauternes DEMI.
今回のワインについて

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。
最初はジャン・ルイ・ヴェルニョンでコート・デ・ブラン地区ル・メニル・シュール・オジェ(LE MESNIL-SUR-OGER)村に醸造所を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)で、自社畑は5haです。今回のエスプレッシオンは2008年のシャルドネ(オジェをメインにル・メニル・シュール・オジェを加える)に25%のリザーブワインを混ぜ、ドサージュ3gで造られたブラン・ド・ブランです。

次のテタンジェはランス(REIMS)を本拠地とする大手シャンパンハウス(年間生産量440万本)で、今回はテタンジェが造るコント・ド・シャンパーニュ ロゼ 2005年です。このシャンパーニュはモンターニュ・ド・ランスのピノ・ノワール70%とコート・ドブラン・のシャルドネ30%に赤ワインを12~14%ブレンドして造られるプレステージュ・キュヴェで、今回はマグナムボトルを用意しています。

白ワインも2種類です。
ひとつめはペサック・レオニャン地区のシャトー ラ・ガルドで格付けされていませんが1990年以降良好なワインを造っています。白ワイン用の畑の広さは1.8haと小さく(赤ワイン用は50.6ha)ソーヴィニヨン・ブランとソーヴィニヨン・グリが植わっています(近年少量のセミヨンも植えられています)。年間生産本数は1万2千本です。今回のヴィンテージは2006年です。

次もペサック・レオニャン地区のシャトー マラルティック・ラグラヴィエールで赤・白ワインとも格付けされています。畑は全体で53haですが白ワイン用は7haでソーヴィニヨン・ブラン80%、セミヨン20%が植えられており、生産量本数は約6万本です。今回のヴィンテージは同じ2006年でセパージュはソーヴィニヨン・ブラン90%、セミヨン10%です。

赤ワインも2種類です。
ひとつめはボルドー右岸サンテミリオン地区のシャトー ラ・ドミニクです。30haの自社畑にはメルロ81%、カベルネ・フラン11%、カベルネ・ソーヴィニヨン3%が植えられており、年間9万本を生産しています。今回のヴィンテージは1995年でボルドー右岸、左岸ともに出来の良い年です。

次はボルドー左岸のメッドク地区ポイヤック村のシャトー グラン・ピュイ・ラコストで格付け5級のシャトーです。90haの敷地のうち58haが畑でカベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ25%、カベルネ・フラン5%が植えられています。1996年はボルドー左岸のグレート・ヴィンテージです。

最後のデザートワインは
ソーテルヌ地区のシャトー・ド・ファルグです。
このシャトーは格付けされていませんが、長い間イケムを所有していたリュル・サリュース家が現在も所有しており、イケムと同じ造り方をしています。畑の広さは14haでセミヨン80%、ソーヴィニヨン・ブラン20%が植えられており、年間の平均生産本数は1万5千本です。今回のヴィンテージはソーテルヌのグレート・ヴィンテージの2001年です。