コマンドリー ド ボルドー福岡

今回のワインは全部で７種類です。

シャンパーニュは２種類です。
最初はビルカール・サルモンです。
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区マレイユ・シュール・アイ村（ＭＡＲＥＵＩＬ・ＳＵＲ・ＡＹ）に本拠地を構えるネゴシアン・マニピュラン（ＮＭ）で、大手グランマルク２４社の中では生産量が小規模で年間生産量は約１５万ケースです。今回はコート・デ・ブラン地区の４つの特級畑のシャルドネ（アヴィーズ、シュイィ、クラマン、メニル・シュール・オジェ）を使用したブラン・ド・ブランで２つの異なるヴィンテージから造られるノン・ヴィンテージのシャンパーニュです。
今回は状態が良いと思われるマグナムボトルでご用意しています。

次のセドリック・ブシャールのローズ・ド・ジャンヌは２０００年設立のレコルタン・マニピュラン（ＲＭ）で、コート･デ･バール地区セル・シュル・ウルス村（ＣＥＬＬＥＳ－ＳＵＲ－ＯＵＲＣＥ）に本拠地を構える非常に評価の高い造り手です。この造り手のコンセプトはモノセパージュ（単一品種）、モノクリマ（単一区画）、モノアネ（単一年）です。今回はコート・ド・ベシャランと呼ばれる広さ０．７３ｈａの小区画に植えられた樹齢４０年のピノ・ノワールのみで造られたブラン・ド・ノワールで年間生産量は約１万５千本です。また、瓶内圧は４．５気圧（通常は６気圧）とやや低めで、ヴィンテージは表記されていませんが裏のエチケットで確認可能で、２００９年のぶどうのみで造られています。

白ワインも２種類です。
ひとつめはメドック地区ポイヤック村の１級格付シャトーのムートン・ロートシルトが造る白ワイン　エール・ダルジャンです。このワインは１９８０年代はじめに数ヘクタールを白ワイン用（ソーヴィニヨン・ブラン＆ソーヴィニヨン・グリ５６％、セミヨン２３％、ミュスカデス１％）へ植え替え、初ヴィンテージが１９９１年です。今回のヴィンテージ２０１２年のセパージュはソーヴィニヨン・ブラン＆ソーヴィニヨン・グリが６３％、セミヨン３７％です。

次はペサック・レオニャン地区のドメーヌ　ド・シュバリエです。赤・白ワインとも格付けされていますが白ワインは生産量が非常に少なく赤ワインより高く評価されおり、飲み頃になるまで長い時間が必要です。白ワイン用の畑は５ｈａでソーヴィニヨン・ブラン７０％、セミヨン３０％が植えられており、年間生産本数は約１万８千本です。今回のヴィンテージは２０１０年でセパージュはソーヴィニヨン・ブラン８５％、セミヨン１５％とソーヴィニヨン・ブランが主体です。

赤ワインも２種類で
ともにメドック地区サンジュリアン村の２級格付のシャトー　レオヴィル・ポワフェレのワインです。畑の広さは８０ｈａでカベルネ・ソーヴィニヨン６８％、メルロ２４％、カベルネ・フラン６％、プティ・ヴェルド２％が植えられています。

一つ目の２００２年は優良なヴィンテージで、セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン５８％、メルロ３１％、カベルネ・フラン２％、プティ・ヴェルド９％と通年よりメルロの割合が多めのヴィンテージです。なお、マグナムボトルでの提供です。

次は１９８５年です。１９８５年はコマンドリー・ド・ボルドー福岡が発足した記念の年です。すでに３７年以上が経過しており、十分に熟成していると考えられます。なお、今回のワインはイギリスのＢＢ＆Ｒから直接購入しており、他のインポーターからの購入ボトルより状態は良好と思われます。

最後のデザートワインは
ソーテルヌ地区ボンム村のシャトー　ラフォリー･ペイラゲです。自社畑の広さは１８．５ｈａでセミヨン９３％、ソーヴィニョン・ブラン６％、ミュスカデル１％が栽培されています。今回の２００１年はソーテルヌにとってグレート・ヴィンテージです。なお、ハーフボトルでの提供です。

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