コマンドリー ド ボルドー福岡

Commanderie de Bordeaux a Fukuoka

2015年2月1日 ル・シュバリエ

LISTE DES VINS
CHAMPAGNES:
Barons de Rothschild;Brut Blanc de Blancs N.V.
Andre Clouet;Brut Nature Silver Blanc de Noirs N.V.
VINS BLANCS:
Blanc de Valandraud No2 2008 Bordeaux
Chateau Haut-Bergey 2001 Pessac-Leognan
VINS ROUGES:
Chateau Lagrange 2005 Margaux
Chateau Pontet-Canet 1996 Pauillac
VIN LIQUOREUX:
Chateau de Malle 2002 Sauternes
今回のワインについて

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。
最初はロートシルトの3社(ラフィット、ムートン、クラーク)がパートナーシップを組み造ったネオゴシアン・マニピュラン(NM)のシャンパーニュです。今回はコード・デ・ブランのグラン・クリュとプルミエ・クリュのシャルドネを使用したブラン・ド・ブランでリザーヴワインを40%使用して造られています。

次のアンドレ・クルエはモンターニュ・ド・ランス地区ブージィ村(BOUZY)に醸造所を構えるネゴシアン・マニュピュラン(NM)ですが、アンボネ村とブージィ村の9haの自社畑から生産量の95%を造っています。今回はブリュット・ナチュール シルバーでブージィ村とアンボネ村のピノ・ノワールのみを使用しドサージュなしで造るブラン・ド・ノワールです。

白ワインも2種類です。
ひとつめはサンテ・ミリオン地区のシャトー ヴァランドローが造る白ワイン ブラン・ド・ヴァランドローです。2003年よりヴァランドローの畑の一部を使用し造り始められました。ワインはセミヨンとソーヴィニヨン・ブランから造られ、No1とNo2があります。今回のワインはセカンドワインのNo2で2008年はセミヨン50%、ソーヴィニヨン・ブラン50%から造られています。

次はシャトー オー・ベルジェイです。ペサック・レオニャン地区に位置するこのシャトーは格付けされていませんが1990年代にカティヤール家が所有してから評価が高まっています。白ワイン用の畑は2haでソーヴィニヨン65%、セミヨン35%が植えられ、年間生産量は約8000本です。今回のヴィンテージは2001年です。

赤ワインも2種類です。
ひとつめはシャトー ラグランジュです。サンジュリアン地区格付け3級のこのシャトーは1980年代前半には荒廃しており、1983年サントリーが買収し復活しました。現在、自社畑は109haまで増えカベルネ・ソーヴィニヨン66%、メルロ27%、プティ・ヴェルド7%が植えられています。年間30万本のグラン・ヴァンが造られており、ぶどうの樹齢が上がるとともに評価も上昇しています。今回の2005年はグレート・ヴィンテージでセパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン46%、メルロ45%、プティ・ヴェルド9%です。

次はポイヤック村に位置するシャトー ポンテ・カネ(格付け5級)です。畑の広さは79haでカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ33%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド2%が植えられ、年間25万本のワインが生産されています。今回のヴィンテージは1996年でセパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン56%、メルロ38%、カベルネ・フラン6%です。

最後のデザートワインは
ソーテルヌ地区のシャトー ド・マルで、27haの畑から年間約5万本のワインが造られています。2002年はセミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン28%、ミュスカデル2%から造られています。