コマンドリー ド ボルドー福岡

Commanderie de Bordeaux a Fukuoka

2014年11月24日 ホテルニューオータニ

LISTE DES VINS
CHAMPAGNES:
Rena Henri Coutier;Brut Blanc de Blancs N.V.
Paul Bara;Brut Grand Cru 2000
VINS BLANCS:
Aile d’Argent 2005 Bordeaux
Chateau Smith-Haut-Lafitte 1996 Pessac-Leognan
VINS ROUGES:
Chateau d’Issan 2002 Margaux
Chateau Pichon Longueville Comtesse de Lalande 1996 Pauillac
VIN LIQUOREUX:
Chateau Climens 1997 Barsac
今回のワインについて

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。
最初はルネ・アンリ・クーティエです。グラン・クリュ格付けのモンターニュ・ド・ランス地区アンボネ村(Ambonnay)に醸造所を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)で9haの畑を所有しています。モエ・エ・シャンドンなど大手メゾンにブドウを供給しながら年間5万本のシャンパーニュを造っています。今回はシャルドネのみで造られるブラン・ド・ブランでヴァン・ド・レゼルブが40%含まれています。

次のポール・バラはグラン・クリュ格付けのモンターニュ・ド・ランス地区ブージィ村(BOUZY)に本拠地を構えるレコルタン・マニピュラン(RM)です。11haの自社畑を所有し黒ぶどうを主体とするシャンパーニュを造っています。今回は2000年のヴィンテージ・シャンパーニュです。

白ワインも2種類です。
ひとつめはメドック地区ポイヤック村の1級格付け シャトー ムートン・ロートシルトが造る白ワイン エール・ダルジャンです。畑にはセミヨン48%、ソーヴィニヨン・ブラン38%、ミュスカデル14%が栽培されています。今回のヴィンテージは2005年です。

次はぺサック・レオニャン地区のシャトー スミス・オー・ラフィットです。このシャトーは赤ワインのみの格付けですがソーヴィニョン・ブランから造られる白ワインも高い評価を受けています。ヴィンテージは1996年です。

赤ワインも2種類です。
ひとつめはシャトー ディッサンです。マルゴー地区の格付け3級のシャトーで畑の面積は50ha(このうち30haがマルゴー地区)でカベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロ35%が植えられています。コマンドリー・ド・ボルドーの前会長エマニュエル・クリューズ氏が所有するシャトーで、ぶどうの平均樹齢は35年、年間約11万本のグラン・ヴァンを生産しています。今回のヴィンテージは2002年でカベルネ・ソーヴィニヨン78%、メルロ22%から造られています。

次はポイヤック村のシャトー ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド(通称ピション・ラランド)で格付け2級のシャトーです。72haの畑にはカベルネ・ソーヴィニヨン45%、メルロ35%、カベルネ・フラン12%、プティ・ヴェルド8%が植えられています。通常、このシャトーはメルロの割合が高いことで知られていますが、今回の1996年はカベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロ15%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド5%とピション・ラランドとしてはカベルネ・ソーヴィニヨンが主体のワインとなっています。

デザートワインは
ソーテルヌ地区バルザック村のシャトー・クリマンです。31haの畑からセミヨン100%で造られるこのワインの平均生産本数は3万本でイケムに次ぐ高い評価を受けています。今回のヴィンテージは1997年です。