コマンドリー ド ボルドー福岡

Commanderie de Bordeaux a Fukuoka

2015年11月23日 ホテルニューオータニ博多

LISTE DES VINS
CHAMPAGNES:
G.H.Mumm;Brut Mumm de Cramant Blanc de Blancs N.V.
Cedric Bouchard;Brut Roses de Jeanne Cote de Val-Vilaine Blanc de Noirs N.V.(2012)
VINS BLANCS:
Chateau Couhins-Lurton 2001 Pessac-Leognan 
Domaine de Chevalier 2001 Pessac-Leognan 
VINS ROUGES:
Chateau Palmer 1995 Margaux MAG.
Chatea Le Tertre Roteboeuf 1985 Saint-Emilion 
VIN LIQUOREUX:
Chateau Rieussec 1990 Sauternes 
今回のワインについて

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。
最初はG.H.マムです。マムはランス(REIMS)を本拠地とするネゴシアン・マニピュラン(NM)で、218haの自社畑を所有し年間800万本を生産しています。今回はマム・ド・クラマンと呼ばれるグラン・クリュ格付けのクラマン村のシャルドネのみを使用したブラン・ド・ブランのノンヴィンテー・シャンパーニュです。ドザージュは6gで瓶内圧も4.5気圧(普通は6気圧)に抑えられています。

次のセドリック・ブシャールは2000年設立のレコルタン・マニピュラン(RM)で、コート・デ・バール地区セル・シュル・ウルス村(CELLES-SUR-OURCE)に本拠地を構えています。以前は父親所有の畑のぶどうを使用しておりアンフロレッサンスと名乗っていましたが、2014年出荷分よりローズ・ド・ジャンヌに統一されています。このキュヴェはヴァル・ヴィレーヌ呼ばれる小区画に植えられたピノ・ノワールのみで造られたブラン・ド・ノワールで、ヴィンテージは名乗っていませんが2012年のぶどうで造られています。

白ワインも2種類です。
ひとつめはボルドー ぺサック・レオニャン地区のシャトー クアン・リュルトンです。このシャトーは2002年から赤ワインの生産を始めましたが、以前は白ワインのみの生産でした。白ワイン用の畑は6haでソーヴィニヨン・ブラン100%からワインは造られています。ヴィンテージは2001年でボルドー辛口白ワインにはグレート・ヴィンテージです。

次はボルドー ぺサック・レオニャン地区のドメーヌ ド・シュバリエです。赤・白ワインとも格付けされていますが白ワインは生産量が非常に少なく(1万本)、赤ワインより高く評価されています。白ワイン用の畑は4.5haの広さでセミヨン70%、ソーヴィニョン・ブラン30%が栽培されており、非常に長命なワインが造られています。今回のヴィンテージは同じ2001年です。

赤ワインも2種類です。
ひとつめはボルドー左岸 メドック地区マルゴー村3級格付けのシャトー パルメ1995年です。52haの畑からはスーパーセカンドと呼ばれる評価の高いワインが造られています。1995年はボルドーの赤ワインとしては非常に出来が良い年で、とくにメルロの評価が高く、このためパルメもメルロが51%(メルロ51%、カベルネ・ソーヴィニヨン40%、カベルネ・フラン9%)と通常より高い割合となっています。

次はボルドー右岸 サンテミリオン地区のシャトー ル・テルトル・ロートブッフで6haの畑にはメルロ85%、カベルネ・フラン15%が栽培されており、1980年代より評価の高いワインを造っています。今回のヴィンテージはコマンドリー・ド・ボルドー福岡が発足した1985年です。なお、1985年は左岸より右岸のワインの方が評価が高い年です。

最後のデザートワインは
シャトー リューセックです。現在、ラフィット ロートシルトが経営しておりイケムに次ぐ高い評価を受けています。畑の広さは75haでセミヨン 90%、ソーヴィニヨン・ブラン 8%、ミュスカデス 2%が植えられており、今回のヴィンテージは1990年でボルドー全域でグレート・ヴィンテージです。

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