コマンドリー ド ボルドー福岡

Commanderie de Bordeaux a Fukuoka

花の木

LISTE DES VINS
CHAMPAGNES:
Gosset; Brut Grand Blanc de Blancs N.V.
Gosset; Brut 15 Ans de Cave a Minima N.V.
VINS BLANCS:
Clos des Lunes Lune d’Argent 2014 Bordeaux
Chateau La Louviere 2012 Pessac-Leognan
VINS ROUGES:
Chateau Petit-Village 1995 Pomerol MAG.
Chateau Calon Segur 1996 Saint-Estephe
VIN LIQUOREUX:
Chateau Suduiraut 2001 Sauternes
今回のワインについて

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。
ともに造り手はゴッセです。ゴッセは1584年にシャンパーニュ地方に設立された最も古い歴史をもつメゾンの一つです。以前はアイ(AY)村を本拠地としていましたが、その後醸造設備等が手狭となったため、現在はエペルネ(EPERUNAY)を本拠地する高い評価を受ける比較的小規模のネゴシアン・マニピュラン(NM)です。

最初はグラン・ブラン・ド・ブランで、アイ、ルーヴォワ、クラマン等の異なる地域のシャルドネをアッサンブラージュしたものです。ゴッセのセオリー通りマロラクティック発酵(MLF)は行わず、48か月の長期の瓶内熟成を行い酸を柔らげています。

次のキャーンザン・ド・カーヴ・ア・ミニマは前醸造長ジャン・ピエール・マレネが1990年代の優良年のブドウを使用し、1999年に瓶詰し15年間の瓶内熟成を経て2016年に発売したスペシャル・キュヴェです。セパージュはアイ、マレイ・シュール・アイ、アンボネ村のピノ・ノワール40%とル・メニル・シュール・オジェ、クラマン、ヴィレール・マルムリー村のシャルドネ60%で、マロラクティック発酵(MLF)はおこなっていません。

白ワインも2種類です。
ひとつめはACボルドーのクロ・デ・リュヌ リュヌ・ダルジャンで、ペサック・レオニャン地区のドメーヌ・ド・シュヴァリエがソーテルヌ近くのキャプレヌの畑から造る辛口白ワインです。畑の広さは45haでセミヨン70%、ソーヴィニヨン・ブラン30%から造られており、3種類(リュヌ・ブランシュ、リュヌ・ダルジャン、リュヌ・ドール)のワインが造られています。このうちダルジャンはワインの25%を6ケ月間樽熟成させています。ファースト・ヴィンテージは2011年で今回のヴィンテージは2014年です。

次はシャトー ラ・ルーヴィエール2012年です。ペサック・レオニャン地区に位置し格付けされていませんが、近年良好なワインを造っています。白ワイン用の畑は15haで2012年はソーヴィニョン・ブラン90%、セミヨン10%から造られています。

赤ワインも2種類です。
ひとつめはボルドー右岸ポムロール区のシャトー プティ・ヴィラージュです。畑の広さ10.5haでメルロ65%、カベルネ・フラン18%、カベルネ・ソーヴィニヨン17%が栽培されています。今回のヴィンテージは1995年でマグナムボトルです。

次はメドック地区サン・テステフ村のシャトー カロン・セギュール1996年です。3級格付けで畑の広さは53ha、カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロ20%、カベルネ・フラン15%が栽培されており、平均の生産本数は24万本です。

最後のデザートワインは
ソーテルヌ地区シャトー スデュイローです。このワインはセミヨン90%、ソーヴィニヨン・ブラン10%から造られ、年間生産本数は約10万本です。2001年はソーテルヌの貴腐ワインにとってグレート・ヴィンテージです。