コマンドリー ド ボルドー福岡

Commanderie de Bordeaux a Fukuoka

ホテルオークラ福岡

LISTE DES VINS
CHAMPAGNES:
R &L Legras; Brut Blanc de Blancs Cuvee Presidence Vielles Vignes 2007 MAG.
Moet et Chandon; Brut Cuvee Dom Perignon 2006
VINS BLANCS:
Tertre Blanc 2015 Vin de France
Chateau de Fieuzal Blanc 2013 Pessac-Leognan
VINS ROUGES:
Alter Ego de Palmer 2009 Margaux
Chateau Palmer 1996 Margaux
VIN LIQUOREUX:
Chateau Suduiraut 1976 Sauternes
今回のワインについて

今回のワインは全部で7種類です。

シャンパーニュは2種類です。
最初のシャンパーニュはルグラです。コート・デ・ブラン地区シュイィ村(CHOUILLY)に醸造所を構えるネゴシアン・マニピュラン(NM)でブラン・ド・ブランのシャンパーニュのみを造っています。年間約20万本を生産しており、今回は樹齢40年から60年のぶどう(シャルドネ)から造られたプレジダンスと呼ばれる2007年のヴィンテージ・シャンパーニュのマグナムボトルです。

次はネゴシアン・マニュピラン(NM)のモエ・エ・シャンドンが造るプレステージ・シャンパーニュのドン・ペリニヨンの2006年です。2006年は例年以上にぶどうが成熟した年で、ドン・ペリニヨンはグラン・クリュ格付けの自社畑のピノ・ノワールとシャルドネから造られています。なお、セパージュは非公開です。

白ワインも2種類です。
ひとつめはメドック地区マルゴー村の格付け5級シャトーのシャトー デュ・テルトルが造る白ワインです。2haの自社畑にはボルドーでは特殊な品種のャルドネ42%、グロ・マルサン31%、ヴィオニエ16%とソーヴィニヨン・ブラン11%が植えられています。ファースト・ヴィンテージは2014年で、今回のヴィンテージは2015年です。なお、格付けはACボルドーでは認められていないブドウを使用するためヴァン・ド・フランスで

次はボルドー ぺサック・レオニャン地区のシャトー・ド・フューザルです。このシャトーは赤ワインのみの格付けですがセミヨン 50%、ソーヴィニョン・ブラン 50%から造られる白ワインも高い評価を受けています。今回のヴィンテージは2013年です。

赤ワインも2種類です。
ひとつめはアルタ・エゴ・ド・パルメです。マルゴー地区3級に格付けされるシャトー パルメのセカンドワイン的な位置づけで、シャトー パルメよりメルロの割合が高い傾向です。今回は2009年でブドウの出来が良く、セパージュはメルロ52%、カベルネ・ソーヴィニョン48%です。

次はグラン・ヴァンのシャトー パルメ1996年です。1996年はボルドー赤ワインにとって非常に出来が良い年で、とりわけカベルネ・ソーヴィニョンの出来が良かった年です。この年のセパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロ40%、カベルネ・フラン4%、プティ・ヴェルド1%と通常よりカベルネ・ソーヴィニョンの割合が高くなっています(普段はカベルネ・ソーヴィニョンとメルロがほぼ同じ割合)。

最後のデザートワインは
ソーテルヌ地区シャトー スデュイローです。このワインはセミヨン90%、ソーヴィニヨン・ブラン10%から造られ、年間生産本数は約10万本です。今回の1976年は1970年代で最良のスデュイローと言われています。